解説:
新生FF14(ネトゲ)の二次創作小説。いつもの。
用語の意味とかは別にわからなくていい。ただ、感じてほしい。
http://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/3336181/blog/559855/
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「う~~武略ダ武略ダ!」
今、マテリアを求めて全力疾走している僕は
ミコッテ♂の ごく一般的な彫金師
強いて違うところをあげるとすれば
新式禁断に興味があるってとこかナ――
名前はMichishita Naoki
そんなわけでグリダニアにあるマーケットボードにやって来たのだ
Michishita Naoki(以下M.N)「ん?」
ふと見るとマケボ前に1人の若いハイランダー♂が座っていた
M.N「(ウホッ!いいレザーワーカー…)」
そう思っていると突然その男は
僕の見ている目の前でレザーワーカーシャツのホックを
はずしはじめたのだ……!
ジジーッ
ハイランダー「装着(はめ)ないか」
(ピンガナイフ♂をむき出しにしながら)
* * * * * *
そういえばこのマケボ前は マテ装着依頼shoutで有名なところだった
カンストクラフターに弱い僕は誘われるままホイホイと
グリダニアマーケットについて行っちゃったのだ
彼――ちょっとワルっぽい革細工師で Abe Takakazuと名乗った
マテリア装着もやりなれてるらしく
つくなり僕はコールマターG3を渡されてしまった
Abe Takakazu(以下A.T)「よかったのかホイホイついてきて
俺は錬精装備だって 構わないで5禁しちまう人間なんだぜ」
M.N「こんなこと初めてだけどいいんです…
僕 Abeさんみたいなクラフター 好きですから…」
A.T「うれしいこと言ってくれるじゃないの
それじゃあとことんよろこばせてやるからな」
言葉どおり彼はすばらしいテクニシャンだった
僕はというと武略のマテリダが破壊される衝撃の波に
身をふるわせてもだえていた
しかしその時予期せぬでき事が…
M.N「うっ…!(ブルブル)手持ち在庫が…尽きそう…」
A.T「ん?もうかい?意外に早いんだな」
M.N「実はさっきからマテリダが買いたかったんです
マーケットに来たのもそのためで…」
A.T「そうか… いいこと思いついた
お前、雄略のマテリガで禁断しろ」
M.N「えーっ!?マテリガですかァ?」
A.T「男は度胸!何でもためしてみるのさ
きっとすんなりはまるぜ
ほら 遠慮しないで入れてみろよ」
彼はそういうとコールマターG4をトレードウィンドウでつきだした
出会ったばかりの依頼者にガ禁させるなんて なんて人なんだろう…
しかし彼の「ミュタミクスの高弟」アチーブを見ているうちに
そんな冒険じみたことをためしてみたい欲望が……
M.N「それじゃ…やります…」
カチ…カチカチ…(クリック音)
M.N「か…買いました…」
A.T「ああ…次は装着だ」
M.N「それじゃ…入れます…」
カチッ…
シュッ…シュッ…
ボコボコボフンッ!
A.T「いいぞ ギルがどんどん消費されていくのがわかるよ
リテイナーの持ち金もひきだしておかないとな」
M.N「くうっ!破産する…!」
この初めての体験は1穴装着では知ることのなかった絶望感を僕にもたらした
あまりに激しい衝撃にマテリアがはまると同時に
僕の意識はクルザスの彼方へと飛んでいってしまった
M.N「ああーーーっ!!」(がっかりエモ)
A.T「このぶんだとそうとう消費(つか)ったみたいだな
リテイナーん中が(ギルで)パンパンだぜ(雄略ガは俺も出品してたんでな)」
M.N「はあはあ」
A.T「どうしたい」
M.N「あんまりギルを使いすぎちゃって意識が…こんなに使ったの 初めてだから」
A.T「だろうな 俺も初めてだよ(3禁で24連敗したヤツは)
ところで俺の活力のマテリガを見てくれ こいつをどう思う?」
M.N「すごく…高そうです…」
A.T「高そうなのはいいからさ
このままじゃ効果が発揮できないんだよな(カチカチ)」
M.N「あっ…」
※マテリア装着に失敗する可能性が非常に高いです
A.T「今度は俺のローズゴールドイヤースクリューの番だろ?(カチカチ)」
M.N「ああっ!!」
トントン…トンッ…シャキィイン!
A.T「いいぞ…ローズゴールドにマテリガが吸い付いてきやがる」
M.N「こ…壊れる」
A.T「なんだぁ?まだ2禁なのにもう壊れるってのか?」
M.N「吉田ーーーーッ!」
トン…トンッ…ボコボコボフン!
トン…トンッ…ボコボコボフン!
トン…トンッ…ボコボコボフン!
A.T「なにイ?3禁時点で100万ギル突破ァ?
お前 俺をRMT業者とまちがえてんじゃねえのか!?」
M.N「しーましェーン!!」(土下座エモ)
A.T「しょうがねえなあ いいよいいよ
有り金が尽きるまでやるから このまま5禁までいっちまえ
そのほうが ご利益があるかもしれないしな!」
M.N「えーーーーっ!?」
――とこんなわけで僕の初めての禁断体験は
クソ赤字な結果に終わったのでした……
END☆
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